もし政府が、出来る限り多くの金を国民から絞り取ろうとするなら、何をすべきか?
(約1世紀前のイタリアの学者の考えた11の戦略)
1.直接税より間接税を利用すること。そうすれば税金は商品価格に隠れてしまう。
2.インフレーション。国家はインフレによって、誰もが持っている通貨の価値を縮小させる。
3.借入金。これによって必要な課税を先送りできる。
4.贈与税、ならびに贅沢税を課す。レシート、あるいは何か特別品の購入ごとに税金を付加する
ことで徴税の煩わしさを軽減できる。
5.「暫定的」税金。緊急事態が過ぎ去っても、とにかく決して撤廃しないこと。
6.社会的対立を利用した税金。高い税金を評判のよくないグループに転化すること。例えば
金持ちや、喫煙者、予期せぬ大利益を上げる者たちのような人たちにたいして。
7.もし、税金が削減されると、社会が崩壊し、公共独占サービスが抑制されてしまうと脅迫すること。
8.単年度の合計よりも、何年かにわたる比較的小額の税金負担を広く徴税すること。例えば売上税や源泉徴収できる所得税のような。
9.その確かな発生が予告されないような課税項目。こうすれば納税者は自分がいったいいくら払っているのか気付かない。
10.途方もなく予算書を錯綜させることによって、予算案の審議プロセスを公衆に理解できないように
すること。
11.「教育」や「国防」というような、支出の一般的な範疇を使用することで、部外者が予算の個々の
細目を評価できないようにすること。
「リバータリアニズム入門 p314」より。